しっかりかんで食べ過ぎ予防

こんにちは 衛生士の桑山です。

今年も食欲の秋が到来しましたね。旬の美味しいものがたくさんあるこの季節、いつも以上についつい食べ過ぎてしまいますよね。楽しい季節の半面、ダイエットやメタボリック症候群でお悩みの方には我慢の季節かもしれませんね・・・。


そこで、食べすぎを防ぐ一つの方法として よく噛む事 また ゆっくり食事をすること が効果的です。
食事をすると、視床下部にある満腹中枢が働いて私たちは満腹感を感じます。そして、血液中の血糖値や遊離脂肪酸値の上昇を満腹中枢がキャッチするまでにはおよそ15分〜20分かかるといわれます。
そのため、早食いをしてしまうと、たくさん食べてもその情報がまだ満腹中枢に送られないため、食後もおなかが満たされない気がしてついつい食べ過ぎてしまうのです。

よく噛む事は食べすぎを予防するばかりでなく脳を活性化し、胃腸の働きをも促進します。また、最近では唾液に含まれる酵素ラクトペルオキシタ−ゼにはがんを予防する効果があることもわかっています。

皆さんも食欲の秋、ご家族やお友達とゆっくり時間をかけて食事を楽しんでみて下さい。