Ver.2 コンポジットレジンって?

Drの奥野です。
21日は金環日食でしたね。

皆様はご覧になられたでしょうか??
私は少し雲がかかってましたが、なんとか雲のすき間から見ることができ、感動の一言でした。日本でもう一度見る事ができないのが残念です。

さて、前回の続き、コンポジットレジン(CR)の治療・長所・短所についてご紹介させていただきます。

CR(コンポジットレジン=白い樹脂)の治療とは

小さな虫歯ができたり、欠けたり、歯の形・色が気になる・・このようなケースに抜群の効果を発揮するのがCR修復です。

しかし、CRは全てに対応できるわけではありません。
例えば、噛む力が強くかかる奥歯や、残った歯質の量が少なかったり、失った歯質の場所・形によって、歯の強度を保持できない場合はCRには不向きです。


長所
   1 通常1回の治療ですむ
   2 審美的な治療⇒色のバリエーションが多く、色の調整をしやすい
   3 術後の痛みが少ない⇒CRでしっかり封じるので、知覚過敏が少ない。また接着性の素材なので、
     削る範囲が最小限ですむ。

短所
   1 欠けたりはがれたりすることがある⇒常に水分でいっぱいの口の中は接着のための条件としては、マイナスの要素。
   2 1回の治療に多少時間がかかる⇒見た目の自然さが色のぼかし等に、繊細なテクニックを要する。

普段から、歯科医院で定期健診を受け、大きな治療が必要にならないように早期発見・早期治療を心がけましょう