歯ちゃんの冒険

こんにちは！
受付助手のうっしーこと、潮田です。
先日、受付の故障したプリンターを修理に出して返ってきた際、修理の
説明書と何か別のものが同封されており、「はて？」と見てみたところ、
なんと私の作った歯の人形「歯ちゃん」でした。受付に飾ってあったはずの
歯ちゃん。「なぜこんなところに…？」と不思議に思い、修理の説明書を
読んでみたところ、衝撃の事実が！（以下、その時の状況写真と本文です）

「機内より歯の形をした人形らしき異物がでてまいりましたので、ビニール袋
に入れて添付しております。」

歯の形をした人形らしき異物。
歯ちゃん！異物扱い！！（そりゃそうですよね）
どうやらいつのまにかコロンと転がり機械の中に入ってしまっていたよう
です。故障の原因ではなかったものの、業者さんも驚かれた事でしょう。

さて、この歯が異物として扱われる事が、実際に身体の中でも起こるのです。
歯を磨かずに、溜まりに溜まった歯垢（しこう）が歯石となり、歯石のザラ
ザラとした表面にまた歯垢がつき…という悪いサイクルで、本来歯にピタッ
とそっているはずの歯ぐきと歯の間のポケットがどんどん深くなってい
きます。（下図参照）

そんな歯石のこびりついた歯を身体が異物と認識し、外に出してしまおうと
その歯の周囲の骨を溶かしてしまいます。これが、歯周病の原因のひとつです。

歯垢は最初のうちはご家庭でのブラッシングで取れますが、時間が経つにつれ
、ドクターや衛生士といった歯のプロでないと除去できなくなっていきます。

皆様、一本でも多くのご自身の歯で美味しくお食事して頂けるよう、定期的に
歯のクリーニングにいらして下さいね。その際は、受付のどこかにいる、冒険を
経て無事帰って来た歯ちゃんを探してみて下さい♪

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